ワインコラム

ワインは体にいい?ダイエット効果も?ワインの持つ健康効果とは

自分の好みや気分で味わいを楽しむワインですが、実は健康に関する効果も期待できるといわれています。

赤ワインと白ワイン、それぞれが持っている健康効果には、どのようなものがあるのでしょうか。

赤ワインの持つ健康効果

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●心臓や脳の病気のリスク軽減

赤ワインの健康効果が注目されるきっかけとなったものに、「フレンチ・パラドックス」というものがあります。

一般的に、肉やバター、チーズなどの動物性脂肪の摂取量が多いと、心臓疾患が発生するリスクが高まるといわれています。

しかし、このようなものをよく食べるフランス人には心臓疾患の患者が少ないとされる不思議な研究結果が発表されました。

これがフレンチ・パラドックスです。

健康の理由の一つに「フランス人は赤ワインをよく飲む」ということが挙げられ、世界的な話題となりました。

赤ワインには、「ポリフェノール」という成分が多く含まれています。

ポリフェノールとは植物が作り出す色素成分で、渋みや苦みを感じさせる成分です。

植物の皮や種に多く含まれる成分なので、ブドウをまるごと使って造る赤ワインには白ワインよりも豊富に含まれています。

ポリフェノールには、血栓を防いで血液の流れを良くする働きがあります。

この働きが血管が詰まってしまう動脈硬化を防ぎ、動脈硬化が原因で起こる心筋梗塞や脳梗塞のリスク軽減にもつながるといわれています。

●認知症の予防

ポリフェノールには、アルツハイマー型認知症の大きな原因とされる「アミロイドベータ」の分解を促す働きがあるといわれています。

また、ポリフェノールの持つ動脈硬化の抑制作用で、脳血管型認知症など様々なタイプの認知症においても予防効果が期待できるのではないか、とまで考えられているそうです。

実際に、赤ワインに含まれるポリフェノールの一種「レスベラトロール」には認知症予防に対する効果が期待できるという研究結果も発表されています。

そこでは、レスベラトロールが記憶や学習を司る「海馬」の神経細胞を再生させ、認知機能をアップさせる物質が増えたことも示されています。

白ワインの持つ健康効果

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●デトックス・むくみ防止効果

白ワインには、「カリウム」という成分が含まれています。

このカリウムは、体内に溜まった不要な水分や老廃物を排出するのを助ける役割を持っており、デトックス効果やむくみ防止効果が期待できます。

また、カリウムはむくみの天敵ともいわれています。

利尿作用を促したり、新陳代謝を高めたりすることで、老廃物の排出をスムーズにします。

お酒のおつまみに塩分の多いものを一緒に食べて、翌日のむくみが気になるという方は多いのではないでしょうか?

そんなときは白ワインを選んでみると良いかもしれません。

●便秘解消

白ワインには腸内環境を改善させる働きを持つ「有機酸」が多く含まれており、便秘解消にも効果的といわれています。

有機酸は腸内環境のバランスを整え、悪玉菌を抑制する作用があります。

生活のストレスや加工食品の摂りすぎなどで腸内の自律神経が乱れている場合も、この悪玉菌の抑制によって改善が期待できます。

腸内環境が整った状態になると、代謝や血流が良くなり、便秘気味の方のお通じ改善にもつながります。

●ダイエット・美肌効果

体内の不要な老廃物の排出がスムーズになると、肥満防止やダイエットにも効果が期待できます。

新陳代謝が高まれば、ダイエットのために取り組む運動もより成果につながりやすくなるのではないでしょうか。

また、有機酸による便秘解消は肌にも良い影響を与えるといわれています。

腸内に悪玉菌などの有害物質があると、皮膚細胞がそれらをなんとか排出しようと働きますが、それが負担になってしまいニキビやくすみ、乾燥などの肌トラブルが起こりやすくなります。

腸内環境を整え便秘も解消できれば、体の中からすっきりし、美肌効果も期待できます。

適切な量と頻度が大切

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赤ワイン、白ワインそれぞれに健康効果があるということが分かっていますが、注意するべきなのが「飲みすぎ」です。

アルコールなので、摂取しすぎることで別の影響がある可能性も十分にあります。

必ず適量を飲むように心がけましょう。

また、毎日飲むのではなく休肝日を設けるなど、その時の体調などにも気をつけながら飲むペースを考えましょう。

お酒に強い・弱いは人それぞれですが、自分に合った量でワインを楽しみながら、健康を気遣いましょう!